ファイファー社 ロータリーポンプ現状について

最近お問い合わせが増えておりますファイファー社のロータリーポンプに関しての現状ですが、
世界的な半導体不足に加え、モーター、インバーター等も需要と供給のバランスが崩れております事から、ロータリーポンプに限らず、真空ポンプの長納期化が懸念されております。(バルブ製品なども需要増、です。)
また輸送費や部材高騰も著しい事から、国内外メーカーを問わず、真空機器全般の価格改定(値上げ)も懸念されております。

これから製造元へオーダーするロータリーポンプにつきましては、パスカルシリーズが概ね4~6ヶ月、DUOシリーズが概ね2~3ヶ月(機種により4~6ヶ月)を要しています。

伯東株式会社(ファイファー製品日本総代理店)では国内在庫用に常時先行手配を実施しており、現時点では大きな支障はありませんが、下記に在庫状況をお知らせ致します。

■パスカルシリーズ(アディクセン社 旧アルカテル)
2005SD~2021SD単相型につきましては、今のところ問題ありません。
三相型は適宜入荷致しておりますが、2005SD三相型につきましては、11月入荷予定分まで完売致しております。

2005 I~2021 I単相型ポンプも適宜入荷致しておりますが、2010 I単相型につきましては、11月入荷予定分まで完売致しております。三相型は適宜入荷致していますが、入荷数に限りがありますので、長納期化(4ヶ月以上)となる可能性があります。
C1/C2の単相/三相型につきましても適宜入荷致しておりますが入荷数に限りがあり、これ以上需要増加致しますと長納期化(4ヶ月以上)となる可能性があります。

■DUOシリーズ
DUO3 100/200Vは今のところ支障はありませんが、DUO6 100/200V、DUO11 100/200Vは若干お時間を要しております。
DUO3M 100/200V、DUO6M 100/200V、DUO11M 100/200Vにつきまても、現時点では大きな支障はありません。


現状は上記の通りですが、翌週には状況が一変する可能性もありますので、適宜状況をご確認頂く事をお薦め致します。(2021/8/25)

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